Top > バーチャスミッション > スネークイーター作戦(MGS3)
HTML convert time to 0.010 sec.


バーチャスミッション/スネークイーター作戦(MGS3)

Last-modified: 2010-05-26 (水) 18:02:04

&color(Gray){引用です。

1964年 バーチャスミッション/スネークイーター作戦/MGS3 Edit

1964年8月。CIAの隠密部隊"FOX"の一員、スネークに指令が下る。
任務はソコロフという天才科学者をアメリカに連れ帰ること。
ソコロフは新型核兵器の開発を強制されたため、アメリカに亡命した。
しかし、ソ連からの政治的圧力によって、ソコロフはソ連に戻された。
ソコロフが戻ったことで、ソ連は新型核兵器の開発を再開。
アメリカは再度ソコロフを取り戻し計画を中止させるため、スネークをソ連に送り込んだ。
ソコロフの失踪がアメリカの仕業だとばれないように、痕跡は何一つ残してはいけない。
身一つでソ連に潜入。武器、食料など必要なものは現地調達になる。
まだ正式に稼動していない極秘任務部隊“FOX”の初の任務である。世界初のHALO降下。
スネークはガンシップからソコロフの研究所のあるジャングルに一人で降り立った。

バーチャスミッション開始 Edit

スネークは無線で指令を聞く。司令官・ゼロからは、行き先についての指示を。
そして、第二次世界大戦の伝説の英雄であり、
スネークの師匠でもある偉大なる女性、ザ・ボスも無線サポートに入ってくれた。
無線越しだが、久しぶりの会話に喜ぶスネーク。
ジャングルでの実戦経験の無いスネークをザ・ボスは的確なアドバイスで導いてくれた。
そしてボスは『任務』について、こう語った。
「今日の友は明日の敵になることもある。すべて時代で変わるのだ。信じるのは任務だけだ」

厳重に警備しているソ連兵の目を盗んで、ソコロフが監禁されている部屋に侵入したスネーク。
スネークが自分を助けに来たCIAだとわかるとソコロフは腰を落ろし、自分を取り巻く環境を話し出した。

ソ連最高権力者フルシチョフの要請で、ソコロフは『新型核兵器・シャゴホッド』の開発を進めてきた。
そして現在、フルシチョフに政治対抗しているプレジネフ軍事政党が、軍隊GRUを使い、
完成間近の『シャゴホッド』とソコロフを拉致しようとしている。
フルシチョフを政権から引き摺り下ろし、世界大戦を引き起こす気なのだ。
フルシチョフ政党はGRUからソコロフを守るために、設計図と共にソコロフをこの建物に監禁。
ソコロフは設計図を燃やした。これでソコロフ以外の人間にシャゴホッドは製造できなくなる。
「妻子の待つアメリカに帰りたい。早く私をここから助け出してくれ」
監禁小屋を出てあたりの様子をうかがう二人。

そこにGRUスペツナズの山猫部隊の隊長・オセロット(二十歳前後)がソコロフを誘拐すべく、奇襲をかけてきた。
迎え撃ったフルシチョフ正規軍の部隊は、オセロットの芸術的射撃であっというまに全滅。
ソコロフとスネークも取り囲まれてしまった。
スネークは山猫部隊を全員倒し、残った隊長のオセロットと対決。
スネークは実戦経験の浅いオセロットの欠点を見破り、銃を簡単にもぎ取り、ダウンさせる。
「お前はリボルバー向きだ。しかし早撃ちはいいセンスだった」
「いい…センス…?」失神するオセロット。

橋まで来ると、向こうからザ・ボスが両手に荷物を抱え、歩いてきた。
「ボス!なぜここに?」
「…私はソ連へ亡命する」
荷物は小型核砲弾を2発。亡命の手土産だという。耳を疑うスネーク。
シャゴホッドを吊り上げ運んで行くヘリコプターが頭上を通った。
GRUは、シャゴホッドをソコロフの研究施設から強奪してしまったのだ。

GRUの大佐・ヴォルギンがやってきて、ボスから小型核砲弾を受け取った。
ヴォルギンはスネークに言った「ザ・ボスは我らコブラ部隊に戻ってきたのだよ。世界を制圧するためにな!」
コブラ部隊とは第二次世界大戦中、連合国の優秀な兵士を集め組織された隠密特殊部隊。
ザ・ボスはコブラ部隊のリーダーで、隊員は『ボスの息子達』と呼ばれた。
ヴォルギンは、GRU内部にかつての仲間を呼び集めてコブラ部隊を再結成。戦争を仕掛けるつもりなのだ。
スネークを殺そうと歩いてくるヴォルギンを、ザ・ボスが止めた。
「この男は私の弟子だ。私の手で殺す」スネークはボスにつかみかかっていった。
が、あっけなくスネークは銃を奪われ、腕をへし折られ、谷底に落とされる。

激流に押し流され、何とか川岸にはいあがったスネークだったが意識朦朧の全身大重体。
ゼロ司令官となんとか無線が通じ、すぐに助けに来てもらうこととなった。
そのころ、ソコロフを連れ、ヘリに乗ったヴォルギン大佐は、
ザ・ボスからの手土産の小型核砲弾を肩にかまえ、ソコロフ研究所に向けた。
「自国に向けて核を撃つ気ですか!?やめてください!」制止するオセロットを振り切り
ヴォルギンは砲弾を発射。閃光が走り、研究所はきのこ雲に覆われる。

スネークイーター作戦 Edit

政府施設に撃ち込まれたアメリカ製核砲弾について、説明を求めてきたソ連に対し、
アメリカ大統領は、今回の事件は亡命した兵士が勝手にした事であり、アメリカは無関係だと言い張った。
しかし、スネークを助けに行ったガンシップの影が、爆破当日のソ連のレーダーに映っており、
完全なしらばっくれはできなかった。ソ連の最高権力者フルシチョフは言った。
『ザ・ボス率いるコブラ部隊をアメリカの手で抹殺し、潔白を証明してください。
できなければ報復行為がアメリカに届くだろう』と。アメリカはその条件を飲んだ。そしてCIAにボス暗殺を指令。
加えて、ソコロフの奪還と、シャゴホッドの開発状況の調査、並び破壊の任務も発令された。
それはヴァーチャスミッション失敗の挽回のチャンスでもあり、
ザ・ボスの最後の愛弟子、スネークにしかできない任務だった。失敗すれば全面核戦争に突入する。

スネークは集中治療室から出ると、すぐソ連の密林に潜入した。
今回の主な任務は三つ。

   * ソコロフの奪還
   * 新型核兵器シャゴホッドの破壊
   * ザ・ボスの暗殺

コブラ部隊抹殺任務は、ソ連側の要請のため、今回はソ連スパイ組織KGBの協力が入る。
ゼロ司令官からの伝達によれば、協力してくれるKGBのスパイも、ソ連に亡命した元アメリカ人だという。
NSA暗号解読員だった2人で、ADAMとEVA(アダムとイブ)というコードネームを持つらしい。
その2人のうち、ADAMがヴォルギンの元に潜入しており、彼が武器と情報を持って、核兵器の落ちた森に来る。
スネークは焼け落ちた森奥深くへ進んでいった。彼はボスが身につけていたバンダナを、頭に巻いていた。

途中、ボスがスネークを待ち伏せしていた。
「なぜ亡命を?」「亡命ではない。自分に忠を尽くした」
ボスはスネークの銃を奪い、投げ飛ばした。反撃できないスネーク。
「帰れ、お前に私は殺せない」ボスは馬に乗り、去っていった。

待ち合わせ場所の廃墟に派手な爆音が響き渡り、バイクに乗ったブロンド美女が現れる。
「ADAMは来られなくなった。私はEVAよ。よろしく」美女はバイクスーツのジッパーを下ろし、
豊満な胸(黒ブラ着用)をぷりぷりさせながらスネークに近づいてきた。
EVAはソコロフが囚われているGRU研究所の場所を伝え、武器と研究所に入るための白衣をスネークに渡した。

まだ完全に体力が戻っていないスネークはその場で仮眠を取る。
一時間後、オセロット率いる山猫部隊が襲い掛かってきた。
オセロットは、スネークのアドバイスどおりに銃をリボルバーに代えて自信満々。
なのだが、結局使い慣れていない銃があだになり、銃弾数を間違えて肝心なところで弾切れを起こし、またもやスネークに駄目だしをされた上、やすやすと倒される。

GRUのアジトでは、スネークがまたも潜入したと聞いてヴォルギン大佐が激怒していた。
ヴォルギンは、ソコロフと一緒にGRUに拉致されてきたソコロフの愛人(EVAの扮装)に目を付ける。そしてストレスと性欲を晴らそうと考え、EVAを自室に連れて行ってしまう。

ソコロフが監禁されているGRUの研究所に入ったスネーク。
EVAから渡された白衣を身につけ潜入。ソコロフがいるという部屋に入った。
しかしソコロフは、シャゴホッドの保管されている巨大施設に連行されてしまっていた。
その部屋には泥酔した研究所所長のグラーニンがいた。グラーニンも優秀な科学者なのだが、ソコロフが開発した「シャゴホッド」のおかげで、用なし扱いをされ飲んだくれていた。
グラーニンは、自分が発明した『新型核兵器・メタルギア』の優れた性能の高さを延々と語りあげた。
大地をマッハの速さで駆け抜け、その勢いで核を発射するシャゴホッドよりも、
二足歩行でどこからでも核を発射できるメタルギアの方が素晴らしいのに、誰もわかってくれないと嘆いていた。
シャゴホッドを破壊し、ソコロフを連れて行くというスネークの潜入をグラーニンは喜んでおり、
ソコロフが連れて行かれた巨大施設の行き方と、その道へ出るための扉の鍵を渡してくれる。
その巨大施設にはシャゴホッドも置かれており、あと二度の調整で稼動可能になるという。

EVAと無線で連絡を取り合い、ソコロフが連れて行かれたという施設の鍵をもらうため、
山頂にむかうスネーク。山頂の小屋ではEVAが着替えをしていた。傷だらけの背中が見えた。
S趣味のヴォルギンにプレイでさんざん痛めつけられたのだと言う。EVAは下着姿のまま、くねくねとスネークににじみよる。
「スネーク、人を好きになったこと、ある?」
「他人の人生に興味を持ったことは無い」
「ザ・ボスは?恋人だったの?好きなの?嫌いなの?」
執拗にスネークとボスとの関係を聞きたがるEVA。
「それ以上の存在だ。俺の半分はザ・ボスのものだ。10年、生死を共にした。とても言葉ではいえない」
「そんなザ・ボスを、殺せるの?」
黙りこくるスネーク。

山頂から見える巨大施設を指差し、構造を説明するEVA。望遠鏡で観察するスネーク。
会話を終えると、EVAはあわただしくバイクを飛ばし、施設へ続く崖を一気に駆け下りていった。
進入経路を聞いたスネークも山を駆け下りていった。

省略してますが、スネークはここまでにコブラ部隊の刺客を全員殺していて
ヴォルギンは仲間を失った悲しみで、ますます怒り狂っております。
また、スネークがすいすいと進入してくるのはGRU内部に内通者がいるに違いないと、
スパイ探しを始め、手始めにグラーニンを電撃パンチで撲殺。
暴走を始めたヴォルギンに、オセロットは「やりすぎだ!」とたてつくようになる。

GRU兵士の制服を盗み、巨大施設に侵入したスネーク。EVAが、ソコロフからシャゴホッドのデータを受け取る場面を目撃。
EVAはソコロフを脅してデータを受け取っていた。ソコロフのビビリようからして、愛人関係ではないようだ。
EVAが出て行ったのを見てソコロフに接触。
ソコロフは、「彼女はタチアナ、通称ターニャ。ヴォルギンの愛人だろう?私はそれ以外なにも知らない」という。
ソコロフは疲れ果てていた。ロケットを作りたくて科学者になったのに、
核兵器の開発を強要され、政治の道具にされ、家族と引き離された。
アメリカに行っても兵器開発を強要されるならシベリア送りになったほうがいい、と言い出す。
そこに、ヴォルギン大佐が部屋に入ってきた。変装がばれ、スネークは捕らえられてしまう。

ソコロフはシャゴホッドのデータを渡したことをとがめられ、ヴォルギンに殺されてしまった。
手首を縛られ吊るされて拷問を受けるスネーク。
部屋の隅で泣き崩れ、悲鳴をあげるEVA。オセロットもいる。
「言え!アメリカは本当は賢者の遺産を狙っているんだろう!!!」
ヴォルギンは『賢者の遺産』という、たいそうなものを所持しており、
スネーク(アメリカ)はそれを狙ってると思い込んでるらしい。

「無駄だ。そいつは口を割らない。私がそう教え込んだ」
ボスが拷問室に入ってきた。
ヴォルギンがいらだち、スネークの目をえぐるようボスに命令する。
最初は拒否するボスだったが、ヴォルギンに強く命令され、しかたなくナイフを取り出した。
ボスの目にはためらいが浮かんでいる。しかしスネークはボスが任務を必ず実行する人だと知っている。
スネークに近づくボス。見つめ合うふたり。恐怖で見開かれたスネークの目にナイフが近づいた。
「やめて!」EVAがボスの腕にしがみつきナイフを叩き落とした。オセロットがEVAに銃を突きつけた。
スネークは体を振り子のように揺らしてオセロットに体当たりをした。
バランスを崩したオセロットの手から放たれた銃弾は、スネークの右眼球をえぐり取った。

気がつくと監獄にいた。武器は全て取られ、上半身裸で体力もない。しかし無線は手元に残っていた。
鍵を開ける事に成功したスネークは、牢を脱走。EVAの無線指示でマンホールを下り、水路を走った。
その先でEVAと合流し、装備品を受け取る事になっていた。
しかし脱獄に気づいたオセロットに崖に追い詰められ、スネークは高さ何百メートルもある谷底にダイブ。

スネークは流れの緩やかな下流まで流された。
そこへコブラ部隊の隊員、ザ・ソローが襲い掛かってきた。
あたりはソローの能力によって悪夢のような風景に変化。亡霊のように水面を漂うソロー。
これまでスネークが殺した死者が恨み言を放ちながらスネークに襲い掛かってくる。
武器や爆弾で蹴散らそうとするのだが、ソローにはまったく効かず、死者たちもあとからあとから湧き出てくる。
そして幻覚の川でスネークは力尽き、死んだ。

スネークは歯に仕込んである蘇生薬を噛み砕き、意識を取り戻した。
どうやら谷底に落ちて川に流されて、今までずっと意識不明になっていたようだ。
無線でゼロ司令官と会話。コブラ部隊にザ・ソローという男はいるか?と質問するスネーク。
ソローは実在した。しかし二年前に死んでいた。
ザ・ボスとソローは愛し合っていた。しかし冷戦が2人を敵対関係に引き裂いた。
二年前、ソローの暗殺指令がボスに下る。ボスは愛する男、ソローをその手で殺したのだという。

EVAと無線が通じ、下流の滝の中にある洞窟で合流。EVAはあいかわらずバイクをぶっ飛ばしてやって来た。
ずぶぬれになっているEVAとスネークは火を焚き、服を乾かし、暖をとった。あいかわらず下着姿で迫るEVA。
失明した右目に眼帯をつけ、装備を受け取り、身支度を整え、蛇を焼いて喰らい、体力を回復させるスネーク。
蝶がスネークの顔の前をひらひらと飛んだ。
つかもうとしたが、片目を失ったスネークは距離感をつかめず、その腕はむなしく空を切った。
その様子を見ていたEVAが泣きだし、スネークに抱きつき、キスをする。
スネークの体に乗ってこようとするEVAを、スネークはやんわり拒絶する。

ソコロフは死亡してしまったため、残る任務はシャゴホッドの破壊と、ボスの暗殺になった。
EVAはシャゴホッドの破壊用に、GRUから最先端の爆薬、C3爆弾を盗んできていた。
これをシャゴホッドの周り4箇所にセットし、爆発させればシャゴホッドを破壊できるはずだ。
この洞窟の先に地下道があり、そこを通ればシャゴホッドの保管倉庫に潜入できる。
全ての任務を終えたら、EVAと合流。EVAが湖に隠した飛行艇で一緒に脱出するという段取りまでできた。
GRUに戻ろうとするEVAを心配するスネーク。
だがEVAは「まだやることがあるの。大丈夫よ、ヴォルギンはぜんぜん私を疑ってないもの」と自信満々で答える。

スネークは、無線での治療情報サポートに入っている女性から、
20世紀になったら子どもを作らなくとも、科学の力で遺伝子情報を残す事ができると聞く。
彼女は熱心に語った「あなたのような能力の高い戦士の遺伝子は後世に残すべきよ」

スネークは潜入に成功。片目で銃を撃つ事にも慣れてきた。
シャゴホッドの周りにC3爆弾を設置。タイマーを発動させる。
そこにヴォルギンとオセロットが兵を引き連れ登場。スネークは囲まれてしまう。
EVAも連れられてきていた。地下金庫から賢者の遺産を盗もうとして見つかったのだ。
ヴォルギンが「KGBのスパイめ!」と激昂しEVAを蹴り上げる。
「賢者の遺産とはなんだ?」スネークが質問した。
ヴォルギンは天国への手土産だと言いたげに賢者の遺産についての説明を始めた。

先の大戦時、アメリカ、中国、ソ連の真の権力者が秘密裏に手を組んだ。
それは『賢者達』と呼ばれ、莫大な資産を出し合い、他の国々を征服しようとした。
終戦後、『賢者達』の対立によって冷戦が始まった。
その混乱を利用して、集まった莫大な富を、管理に携わっていたヴォルギンの父がひそかに裏に回し、
徹底的なマネーロンダリングをして洗い上げ、自分のものにしてしまっていた。
その莫大な遺産の行く末が記録されたマイクロフィルム、それが『賢者の遺産』総額一千億ドル。
ヴォルギンは父から相続した『遺産』を使って世界を再び統一させようと計画。
ボスに亡命を呼びかけコブラ部隊を再結成、シャゴホッドを強奪、準備を進めてきた…

ボスがやってきた。ヴォルギンは「これを安全な場所に移してくれ」とボスに『賢者の遺産』を渡した。
受け取ったボスは、「この女は私が始末する」と、EVAを連れて行ってしまう。

オセロットが、スネークと一騎打ちさせてくれと頼み込むが、「この男は俺が殺す」とヴォルギンは軽くあしらい、口論になる。
オセロットは苛立ち、ヴォルギンに銃口を向けた。ヴォルギンも電撃弾丸をオセロットに向けて威嚇発射する。
(関係ないけど私の脳内BGMは ♪喧嘩をやめて〜二人をとめて〜でした)
にらみ合いの末、渋々オセロットは引いた。ヴォルギンとスネークの戦いが始まった。
ヴォルギンは手出しは無用と宣言したくせに、劣勢になるとオセロットに援護を頼んだ。
だがオセロットは、応じない。それどころかスネークを応援する始末。

爆薬が見つかった。
GRU兵士が「あと3分で爆発します!解除に間に合わない!早く逃げてください!」と声を上げる。
なんとか爆発ぎりぎりでヴォルギンを倒し、倉庫から逃げ出すスネーク。

倉庫を飛び出したスネークの前に、バイクに乗ったEVA登場!
すぐにC3爆弾が爆発。倉庫が炎の海に包まれる。バイクで駆け抜け、強烈な爆風から逃れるふたり。
「なぜここに?」「ボスが逃がしてくれたの。伝言を預かってるわ。ボスは湖のそばであなたを待ってる」
一息ついたのもつかの間、炎の中からシャゴホッドが現れる。完全に破壊できなかったのだ。
瀕死のヴォルギンがシャゴホッドを操縦していた。
ヴォルギンはスネークを殺すためだけに生き延びていると言ってもいい状態。
二人はバイクで逃走、しかしヴォルギンは凄い執念で追いついてきた。
EVAとの協力でなんとかヴォルギンを殺し、シャゴホッドも破壊した。

あと一つ残る任務は、ボスの抹殺…
スネークは一人で待ち合わせの場所に出向いた。

ついにボスとの対決の時が来た。
咲き誇る白い花畑、その中央に、ザ・ボスはいた。
「待ってたわスネーク。あなたの誕生、成長、そして今日の決着を!」

ボスの人生、それは国に忠を尽くすことしかできなかった女の悲しい歴史だった。
ボスは『賢者達』の前身『賢人会議』の一員の娘に生まれた。父は何者かに殺された。
初期メンバーのいなくなった『賢者達』は、ただの戦争組織と変わり果て、分裂した。

1944年、戦場でボスは男児を産んだ。父親はザ・ソロー。赤ん坊は『賢者達』に取り上げられた。
その後は原爆実験に派遣され被爆。宇宙ロケット発射の非公式の実験台にされ、地球を外から見た。
時代は変わり、一つだった世界が分かれ冷戦に突入。「家族」と呼んだ戦友が今度は敵になった。
そしてボスは、かつての夫ソローを殺した。どちらかが死に、どちらかが生き残る、それが任務だった。
宇宙から見た地球は、敵も国境も無かった。世界はひとつだった。だが『賢者達』は戦争を起こし敵を作り出してしまう。
ボスの願いは、反目している『賢者達』を再び統一、世界をひとつに戻す事…。
「こんなに自分のことを話したのは初めて…嬉しい。ありがとう、黙って聞いてくれて…」ボスは涙を流した。

舞い散る花吹雪のなか、壮絶な師弟対決が始まり…そしてスネークの勝利で終わった。

「私はお前を愛し、育てた。武器を与え、技術を教え、知恵を授けた。もう私から与えるものは何も無い…
生き残ったものが跡を告ぐ。私の命を奪え。ボスはふたりもいらない。蛇はひとりでいい…」

ボスは、『賢者の遺産』をスネークに渡すと、目を閉じた。
スネークは立ち上がると、横たわっているボスに銃口を向けた。

長い沈黙と時間が過ぎた。
銃声が響き渡り、白い花は真紅に染まった。

ソ連を脱出するため、飛行機に乗るスネークとEVA。
オセロットが強引に乗り込んできて拳銃での一騎打ちを申し出た。
スネークは勝った。しかしオセロットを撃つことはしなかった。(勝利が逆でも同じ)
ふたりの間には戦いを介した友情が思いっきり芽生えていた。
オセロットは「楽しかった」と言うと、満足げな笑みを浮かべ機体から飛びおりていった。
EVAとスネークは二人で力をあわせ重いハンドルを引いた。やっと機体が持ち上がり空へ飛び立った。
ふたりはアラスカまで無事逃げ延びる事ができた。

誰もいないアラスカの基地、二人きりでワインで乾杯するスネークとEVA。
このまま俺と一緒にアメリカに戻れと説得するスネークだったが、EVAは首を振る。
そしてふたりはセックル。
朝、目覚めると、EVAの姿は消えていた。
おまけにボスから預かった『賢者の遺産』が盗まれていた。
テーブルの上のテープレコーダーに、EVAの長いメッセージが入っていた。

「私は本当は中国のスパイなの。KGBのスパイとして潜り込み、EVAになりすましたのよ。
ソ連に亡命したADAMとEVAは二人とも男。
本当のADAMは約束の場所には現れなかった。私が彼を始末する必要もなかったわ。
私の任務は、賢者の遺産とシャゴホッドのデータの奪取。
これで中国も核を持つ事ができる。
本当はあなたのことも殺さなくてはいけなかった。でもそれはできなかった…
あなたと愛しあったからじゃないわ。私は…ボスと約束をしたから…
…中国に『賢者達』が作ったスパイ養成施設があるの、私はそこで育った。
大戦前ボスはそこで教官をしていた。
だからボスは最初から私が何者かを知っていたのよ。
ボスが私を助けたのには理由があるわ。それはあなたに伝言を…
真実を伝えるため…」

「EVA」とスネークに呼ばれた中国の女スパイは泣きじゃくりながら、ボスから託された真実を語りだした。

「いい?スネーク、彼女は裏切り者ではない。彼女は任務を遂行したのよ。
ボスの任務はコブラ部隊に合流し、賢者の遺産を奪取すること。
ザ・ボスの亡命はアメリカ政府が仕組んだ偽装亡命だったの。
しかし思いもよらない出来事が起きた。
ボスが持っていった小型核砲弾をヴォルギン大佐が撃ち込んでしまって
アメリカはその始末をつけなくてはいけなくなった。
そして作戦は大きく加筆、修正された…」

スネークはアメリカに英雄として迎えられた。
そしてアメリカ大統領から表彰を受け、ボスの名称を受け継いだ。
穢れた『ザ・ボス』の、その上を行く英雄として『ビッグボス』の名称を。

「ボスに新たに課せられた任務は、スネーク、あなたに殺される事。
生還は許されなかった…自決も許されない。
あなたに…愛した弟子によって命を断たれる、
それが、彼女に課せられた責務。
彼女は汚名を着せられたまま葬り去られる…
アメリカでは恥知らずの売国奴として、ソ連では核兵器を撃ち込んだ凶人として。
それが、ザ・ボスの最後の任務(ミッション)…!」

カメラのフラッシュの中、大統領から握手を求められるスネーク。
しかしスネークは宙を見つめたまま動かない。室内の空気が張り詰める。
ようやくスネークは握手に応じた。
スネークは囲んでくる関係者を全員無視し、大統領室から出て行った。

「あなたにだけは真実を伝えたかったのだと思う…!
自分の口で言うことは禁じられていた、だから私に真実を託した…
全ては国のため、祖国のため、名誉も命も捧げた…。彼女こそが英雄よ」

スネークは『ザ・ボス』の墓標の前に立ち、彼女の愛用した銃「パトリオット」と花をささげた。
そして涙を流しながら、いつまでも敬礼を続けていた。

「これは歴史には残らない、あなたの心だけに残す、
彼女の帰還報告(デブリーフィング)…
彼女こそ、真の愛国者(パトリオット)…!」


オセロットの無線 Edit

「…GRUの施設は跡形もなく消え去りました。…ええ、ボスの暗殺はCIAの手で、確かに。
…フルシチョフはこれで終わりです。この事実はアメリカの首根っこを押さえることにもなります。
…これからはあなた方の時代です、KGB局長」
電話を切ると、オセロットは再度誰かに電話をかけた。
「私です。ザ・ボスは見事に任務を全うしました。…『賢者の遺産』は無事われらアメリカの手に。
中国側には偽のフィルムを握らせました。…しかし、まだ残りの遺産がKGBに。
シャゴホッドはGRU施設ごと、残りの核砲弾で灰に。…それも、ザ・ボスが。
それと、面白いものを手に入れました…新型の核攻撃システムです。いずれ役に立つかと…。
…はい。ソ連側は私の正体にまったく気づいておりません。私が三重スパイだとは。
…ええ…私がADAMという事も、誰も気づいていないようです。それでは…CIA長官」
};